シュレティンガ―・無職

私は無職なのか、それとも。

5月26日であろう 〜マンガのニュアンス〜

朝ご飯で食べたバナナがたまたま悪魔の実だったのか、子どもの笑い声がゼハハになってしまった。黒ひげみたいだね。子どもの属性が闇になってしまうのは本懐ではないけれど、ドフラミンゴの笑い声よりはましと思うことにする。これが親心というものであろう。わたしもホロホロホロと笑うと、何それ?へんだね!と言われた。今日は大変ネガティブな1日になりそうである。しかし、子どもはワンピースを見たことが無いはずなのに、なんで急にゼハハ。なんで急にゼハハ選手権でも流行っているのだろうか。4歳の世界観は侮れない。

 

そう思った矢先、下の子がたいこのバチを横に咥えてピッキャピッキャと笑っている。ピーカみたいだね。わたしが、禰󠄀豆子の旬はちょっと過ぎてるし、笑い方の作品が違うことを伝えるが、まだまだ言葉は伝わらないらしい。この子もバナナを食べたからかな?わたしもバナナを食べているが、とくに何も発現しない。年齢制限だろうか。ホロホロホロと悲しく笑うと、何それ?変だね!と笑われた。いつのまにがゼハハは消えていた。下の子はたいこのバチでルンバをいじめていた。わたしは、おやめなさいと言う。ルンバをいじめるのはおやめなさいと言う。代わりにサバ缶を渡す。下の子は嬉しそうに転がし始める。わたしはルンバを救出すると、廊下に放してスイッチを入れた。もう捕まるんじゃないよ。モーター音で返事をするルンバ。亀を助けた浦島太郎の気分であった。