シュレティンガ―・無職

私は無職なのか、それとも。

5月13日であろう

本日は曇天の空模様であり、5月にしては肌寒くあり、お日柄は悪く、お身体だけはセルフご自愛しているものの、こころは分離しておりますので、まあるいこころがさんかくけいになってしまったりしております。そのためなのか、昨晩は大変淫靡な夢を見てしまいたいそうふがふがした状態であるわけで、そうした乱れは寝乱れにつながるわけでございまして、小鳥の囀りで起床致しますと、わたくしめの頭髪においては、さしずめ外国のとうもろこし畑のような、大層牧歌的な御寝癖がにょきにょきと生え揃ったのでございます。本日は、どうしても諸用で7時42分の電車に乗らなければならないため、この頭髪フロリダコーンウォールを直ぐにでもやっつけてしまわねばならないわけなのですが、なにぶん今朝は自家製たまごサンドを昨夜から用意しております。それにカフェ・モカ用の刻みチョコレートまで用意しておりましたので、ひとたびお気に入りのマグカップに牛の乳を注ぎいれ、インスタントコーヒーと刻みチョコレートで「ちん」いたしますと、もうここは我が家ではなくカッフェなのであります。まだまだわたくしは、優雅な朝のひと時を夢見る年頃なのであります。ですがそんなことをしてると7時42分には絶対間に合わないので、風切りイタチよりも早いスピードで、髪を直し、たまごサンドを食し、カフェ・モカの代わりにみかんジュースを一気飲みし、7時42分の電車に間に合わせるためだけの人間となりました。7時42分の電車間に合わせるだけの生活。少し悲しくもあり、でも確実に人間らしくもあります。7時42分の電車に乗って書くブログは、8時13分に書き終わりました。