シュレティンガ―・無職

私は無職なのか、それとも。

1月23日であろう 〜お腹いたいの術〜

今週のお題「急に休みになったら」

 

何が言いたいかというと、まあまあオトナなわたしは急な休みだって作れるのだ。昔見たニンジャのアニメみたいに、こう指をしゃしゃしゃーってして、土煙が舞って稲光が鳴ってオトナにスマートに「休み」がぼわんと産まれる。わたしはこの術の名前に、忍法おなか痛いの術と名付けた。要は、めちゃくちゃ迫真の演技で上長に電話してお休みをもぎ取るわけですが、白鳥が水の中をかくように、当人の努力(忍法)なんて外の世界には見えないものなのです。大事なのは、わたし今日は元からお休みですよ?そんな忍法なんて使ってませんよ?なんて仕草でしゃなりしゃなりと休みを謳歌することなんだと思う。

そういうお休みに限って、特にやることはない。ふらっとユニクロに行って、スタバでカフェモカを飲んで、帰りのスーパーでちょっと良いドレッシングを買って、そんなあたりまえの日常。人によっては所謂「もったいない休日」に見えるかも知れないですが、日常を休日にやると全部ビビットになるのです。ちょっと景色の色が濃く映る。物語の一部になれる。ほねのずいまで休日を日常で謳歌して、それで、特にオチもなく終わるのがたまらなく日常の証明なんです。