シュレティンガ―・無職

私は無職なのか、それとも。

6月23日であろう 〜日記欲〜

日記欲が止まらない。

だれに向かって、何のためにか、わたしにも分かりませんがきっとこれは私にとって大事なことなのだと直感する。理解は出来てはいない。他人の日記を読むのも楽しい。なんていうか、さんまの”わた”みたいな、クセになる味だ。人間というエンタメは、上っ面だけでは物足りない。日記はなんだかその物足りない部分が垣間見える気がする。普段からグミばかり相手取るわたしは、そのドロドロとしたわたの部分に安心する。グミ人間にも内臓ちゃんとあるなって。日常に無い苦味が、でっぷりとしたガワにマッチした良い味わいになる。でもたまにドーナッツみたいな人間もいて、そういう人は日記を読んでもよくわからない。甘そうだなぁ、ナッツ乗ってるなぁ、くらいなもんで美味しそうではあるんだけれど、全部がぽっかりと空いた穴から見える現実でしかなくって、全国チェーン店みたいな安心安全な単一的情報しか読み取れない。同じドーナッツ属でも、エンゼルクリームみたいな人間にあってみたいものだ。濃厚でなめらかな愛が軽やかに表現されているに違いない。はてなブログ公式も、純日記を推しているみたいだし、これからも他人生の追体験はつづいてゆくのだ。

この日記も誰かに読まれた時に、さんまのわたになるのだろうか。それともドーナッツなのだろうか。自分のブログを読み返して、たぶんモナカだなこれは。